〜MUSOUANカレンダー誕生の由来〜


MUSOUANは、漢字で表わしますと、無相庵。その意味は、形も無く、色も無い庵で、私が育った 実家の呼称なのです。私の家はお寺ではありませんが、私の母親の大谷政子(1 906〜1986年) が、仏教の話を聞く会を自ら創設し垂水見真会、1950年発足)、自宅を会場として提供し、毎月1回 講師を招いて講演会を開き、近隣地域の人々とともに、主として仏教の話を聞いていた事から、その自宅を 晩年に無相庵と名づけた事に由来します。
MUSOUANカレンダーは、1985年、私の母政子が、仏教の教えを何とか普通一般の人に伝えた いと言うたっての希望から、未だサラリーマンだった私 (私の経歴参照)に企画・編集を命じて誕生 したものです。企画編集にあたっては、それまで数多く読んだ仏教書を再読し、その中から、仏教の神 髄を表わした言の葉31編を選び出し、分かり易い解説文を自ら付け加えて、日めくりカレンダーに仕立 て上げました。一般の人々に親しみやすい手作りカレンダーを目的として、それぞれの言の葉は、私の知 人・友人、20数名の筆で書かれたもので、挿し絵は、会社同僚によるものでした。 このページに掲載するMUSOUANカレンダーは、第2号で、第1号から半分を選び、残りの半分を名 古屋の曹洞宗の名刹、宗吉寺(そうきつじ)の協力を得て追加し、母政子の1回忌の供養として自費出版 したものです。

また、実物のMUSOUANカレンダーをご希望の方は、無償にてお送りさせて頂きます。
*申し訳ございませんが、ご好評により在庫が無くなってしまいました。