授かりに気づく
あらゆる食べ物は大自然から与えられたもの、授かりものですが、この食べ物も食欲と言う欲を授けて頂いているからこそ、我が身となり血となり、生命が継続出来るのです。すべてが授かりである事に気付けば、報恩感謝の利他行に励まずにはいられません。
私達は、自分の力で生きているように思っていますが、全ては天からの授かりもの以外の何ものでもありません。空気・水・太陽・動植物・・・・・その何れか一つの存在が欠けたならば、たちまち私達は死を迎えます。寝ている時にも呼吸出来ているのは自分の意思によるものではありません。食べるのも自分の意思で食べているように思っていますが、食欲という天からの授かりが無ければ食べられません。全てが授かりものであることに気付くとき、少しでもお返ししようと言う積極的な人生に転換するのではないでしょうか。