岩もあり、木の根もあれど、さらさらと、たださらさらと、水の流るる

『あれが嫌、これさえ無ければ』と言うのが、私達凡夫の生活でありましょうが、そこを百八十度心 を転換し、その時、その時の状況に自分を合わせていけば、障害を障害としない人生が開けましょう。

これは、京都女子大学創設者でもあり、浄土真宗では高名な甲斐和里子先生の詩です。 川の水は、岩や木の根っこ等の障害があっても、川上から川下そし海へと流れて行きます。 水には決った形が無いから、自由自在にさらさら流れて行きます。 私達の人生にも、色々な難問・苦難・災難 と言う障害があります。 でも難しいかも知れないですが、水のように、障害を障害とせずに、その時その時の場面を避ける事も無 く、また反対に突っ張る事も無しに、ふわっと柔軟に生きて行けたらと思います。



ホームへ    お言葉の部屋へ